どうしても海外に荷物を送らなければならないとき、ありませんか?、海外の友達にプレゼントやギフトを送ったり、留学中のお子さんに荷物を送ったり。
Airbnbで民泊の運営をしているなら海外ゲストが忘れ物をしちゃったり、、送り先が海外になるだけで不安要素は格段に増えますよね、、
海外発送の不安点
- 日本語で良いんだろうか?
- 料金ってどうなるの?
- 途中で盗まれたりしない?
日本に送るならまだしも海外となると言葉が異なり、税関の手続きもありますよね。届かないんじゃ、、と不安に駆られてしまうものです。
そこで本ページでは海外に荷物を送る方法を簡単に解説します。海外発送なんて怖くないです!!
海外に荷物を送る方法、まとめ
今回解説するものは3つ、EMS、FedEx、DHLです。
それぞれ違いがありますが、EMSは日本郵便が行っている国際郵便サービス、FedExはアメリカ発祥の世界最大手の物流サービス、DHLはドイツの国際輸送物流会社。
送り先によって変えたほうが良いというわけではなく状況で使い分けていくのが吉です。
海外配送サービス
- EMS = 日本郵便の国際郵便サービス
- FedEx = アメリカ発祥の世界最大手の物流サービス
- DHL = ドイツの国際輸送物流会社
その他にもあることはありますが、この3つさえ知っておけば何とかなります。
荷物を送る前に知っておきたいこと
まず最初に、モノによっては送ることができないものがあります、注意です!!

引火する危険性のあるもの(ライター、アルコールなど)や、毒物、生きた動物などがそうです。
また国によって送れるもの、送れないものもあります。代表的なものがリチウム電池です。
リチウム電池については国際郵便、リチウム電池についてを参照してください。
ちなみに僕はオランダにドローンを送ったことがあります。ドローンって20~30万もするんですね、知らなかった(笑)
またインボイスも予め準備しておくと良いです。
インボイスとはモノを送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類のことです。いわば「モノ」の「パスポート」だと思っていただければ大丈夫!!
インボイス:Invoice
モノを送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類のこと
日本郵便のインボイスについてで書き方、フォーマットのダウンロードができますので、書いてみてください。ちなみに日本郵便のものですが、僕はこのインボイスでFedExも送ったことがあります。
EMSで荷物を送る
EMSとはExpress Mail Serviceの略、国際スピード郵便です。
EMS:Express Mail Service
日本郵便が行っている国際郵便サービス
日本郵便が125か国・地域あてにサービスを提供しているもので、僕も一番使っています。(インボイスいらない場合が多いので、、)
送り方はシンプルで送りたいものをきれいに梱包し、ラベルを貼る、集荷してもらう、これだけ。
問題はラベルの書き方です。これも日本郵便のホームページに乗っています。
注意したいのは、➀住所の書き方、➁モノの値段は正確に、③モノの名前は英語で書くです。
ラベルを書く際の注意点
- 住所の書き方
- モノの値段は正確に
- モノの名前は英語で書く
まず住所、日本であれば「東京都○○区○○1-1-1」って書きますよね?海外は逆です。「1-1-1, ○○-ku, Tokyo」と書きます、ローマ字で大丈夫です。
また電話番号も国際番号から書きましょう。日本は+81なので+81と最初に書きましょう。
その後、みなさんの電話は市外局番が入ると思いますが、その時必ず0を飛ばして書いてください。
例えば、03-1234-5678という電話番号、海外からかけるとすると、+81-3-1234-5678こうなります。このようにして書いてください。
次にモノの値段、これちゃんと書かないと最悪税関で引っ掛かり中身開けられてしまうかもしれません。税関でX線を通す際に明らかに値段と違うもの出てきた、そんなときくらいですが…
国によっては厳しいところもあります。(ブラジルは税関が厳しいのですぐに開けられます)
最後に物の名前は英語で書きましょう、ローマ字はダメです。ただ相手先の税関、ないし配達業者がわかればいいので、中国に送るから中国語で書く、これはアリです。

FedExで荷物を送る
FedExとはフェデックス・コーポレーション(FedEx Corporation)が行っている世界最大手の物流サービス。220の国と地域で取り扱いを行っています。
FedEx
フェデックス・コーポレーション(FedEx Corporation)が行っている世界最大手の物流サービス
こちらもコマーシャルインボイスという独自のインボイスがあります。EMSは集荷の人によってインボイスがなくても発送してくれる場合がありますがこちらはなければ受け取ってすらくれません。
僕は日本郵便のインボイスでなんとかお願いしますと毎回集荷の際に迷惑をかけているので、気になる方はダウンロードしてください。
またFedExはアカウントがないと送ることができません。
フェデックス国際航空貨物運送状を見てもらうとわかるのですが、アカウントナンバーを記載する箇所があります。アカウントを取得して発送準備をしましょう。
FedExの良いところはアカウントナンバーに支払い請求をかけられること。つまり「着払い」が可能ということです。
EMSの場合、その場で金額を提示され、現金での支払いとなります。立て替えて払うのが面倒だったりする人はFedExがオススメです。
DHLで荷物を送る
DHLとは飛行機を使った国際宅配便、ドイツの国際輸送物流会社のことです。
DHL
飛行機を使った国際宅配便、ドイツの国際輸送物流会社のこと
EMSは安いですが時間かかる、DHLは高いですがお届けが速いです。
FedExとDHLの比較
- EMS= 安いけど時間がかかる
- DHL = 高いけどお届けが速い
こちらも独自のインボイス、ラベルがあります、荷物の送り方|海外発送サービスDHL EXPRESS EASYからダウンロードしてください。
またアカウントもいらないので一日でも早くって人はこちらがオススメです。
海外発送 もっと詳しく知りたい人は
今回はざっとした説明でした、「これだけじゃわからないよ」という人は別記事で詳しく解説しています。
海外に荷物を送る機会が多い人は一度見直してみるといいかもしれません。

