[残業]
《名・ス自》規定時間後まで残って労働すること。また、その仕事。居残り。
残業の多さは今の日本において大きな社会問題の一つ。
あまりに残業が多いために自殺に追い込まれるなんて話も耳にするくらいです。
そしてそれはホテルマン、ホテルウーマンも同じこと。
JR金沢駅前のホテルが従業員に違法な時間外労働をさせたとして金沢労働基準監督署は法人としてのホテルと総支配人を労働基準法違反の疑いで18日書類送検しました。
書類送検されたのは金沢市堀川新町のホテル金沢と総支配人です。
ホテル金沢は一昨年12月から去年4月までの間、従業員に対し最大で月147.5時間の違法な時間外労働をさせた疑いです。
金沢労働基準監督署は一年以上前から複数回に渡ってホテルに是正を勧告していましたが、ホテル側に改善は見られなかったということです。
今回の書類送検についてホテル金沢は「違法な状況はすでに改善されている。書類送検の事実を知らないのでコメントできない」としています。引用:FNN PRIME
ホテルは普通の会社員に比べて残業が多いことが一般的。
今回はそんなホテルマンの残業について現役ホテルマンである僕が簡単に解説します。
ホテルマンの残業事情
基本的には多め
レストランスタッフやフロントスタッフなど現場職は会社員と比べて多いです。
平均で30~50時間といったところでしょうか。
後は「人」の多さで変わります。
スタッフが多いホテルはいわゆる「休憩まわし」などをすることがないため残業せずスムーズに上がれることが多いですが、少ないホテルは自然と増えてしまいます。
また閑散期と繁忙期で残業時間も変わってきます。
閑散期にくらべて繁忙期になると平均で20~30時間残業が増えます。
日系と外資系で違う!?
また日系ホテルと外資系ホテルで残業の考え方が違うことが多いです。
日系=残業多め、サービス残業!?
日系ホテルの場合、外資系にくらべて残業時間が多いです。
なおかつサービス残業させられることが多い印象、一昔前の考えが残っている場合があります。
もちろんしっかり残業を減らそうとしているホテルもありますので、これからホテルに就職しようとしている人はしっかり見極める必要ありです。
外資系=残業少なめ
それに対し外資系ホテルの場合、残業が少なめ。
極論、残業をまったくしない部署もあるくらいです。
また残業したとしても、その分の給料はしっかり出ます。
余談ですが、外資系ホテルのほうが有給などもしっかりとれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホテルに就職を考えている人は残業などホテルによってさまざま違いがありますので、しっかりチェックする必要があります。
またこんな記事もオススメですのでチェックしてみては?

Fin