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[習慣の違い!?] 外国人にNGな仕草、マナーの違い講座

manner
ひよこ
ひよこ
聞いてよ、聞いてよ
さっきモンゴルの人に注意されたんだけど…
ばとらー
ばとらー
なんて言われたんですか?
ひよこ
ひよこ
え、
物はしっかり手渡ししてくださいって
ばとらー
ばとらー
そりゃそうですよ!!
モンゴルの人は物を粗雑に手渡す=家畜として見られていると考えていますからね
ひよこ
ひよこ
そうなの?
ばとらー
ばとらー
注意されて当然ですっ

みなさんも海外の人と接する際にこんなことはありませんでしたか?

そうです、日本と海外諸国では文化や習慣が違うんです。

それを日本人が知らずにやってしまって反感を買ってしまったり、最悪の場合だと犯罪に問われてしまったりします。

相手も嫌ですし、何よりみなさんも嫌ですよね?

また「人や店内の内装、商品など許可を得ずに勝手に撮影をする」「挨拶をしない」「待ち合わせなどの時間を守らない」「鼻をすする」など日本と海外、どちらでもNGです。

このように日本と海外で通じるものもあれば、日本ではやってしまっても許されたり、日本人が気に留めなかったりすることでも、外国ではNGとされることって意外と多いんです。

僕はホテルマンになってからこのような風習の違いを猛勉強!!

少しでも海外ゲストが嫌な気持ちにならないよう、ホテルにいるさまざまな国籍の人に教えてもらいました。

そこで今回は、海外の人にやってはいけないことを国別に紹介していきたいと思います。

外国人にNGな仕草、マナー

北米編

アメリカ、グアム

喫煙に関して、日本の方がよく旅行先に選ぶグアムでは厳しく取り締まられているんです。

そもそもグアムではナターシャ保護法(禁煙法)と呼ばれる法律によって、公共の場での喫煙が禁じられています。

そのため多くの飲食店やホテルでは屋内での喫煙が禁じられており、決められた場所以外では禁煙というのが当たり前となってるんですねー。

ひよこ
ひよこ
やっぱたばこはね
嫌だなー

カナダ

カナダもグアム同様、喫煙に関してとっても厳しい!!。

ここ10年で禁煙の動きが急速に高まったカナダでは、レストランやカフェが全店禁煙となりました。

屋外のテラス席で喫煙することはできますが、建物内も一部の喫煙場所を除いては基本的にどこも禁煙となっています。

そのため、喫煙者は肩身の狭い思いをします笑

また、カナダでは路上でのアルコール摂取も禁止されています。飲酒だけでなく、お酒のビンや缶をそのまま持ち歩くことも禁止とされているほど厳しいんです。

そこで気を付けたいのが、公園などでのピクニック。

日本のお花見のように公園でお酒を飲むことももちろんカナダでは禁止とされているので注意が必要。

メキシコ

メキシコには、日本人が驚くトイレでの風習があります。

メキシコでは用をたした後、トイレットペーパーを便器に捨てずにゴミ箱へ入れるのです。

トイレの横に必ずゴミ箱があるので、そこに使用済みのトイレットペーパーを捨ててください。

日本ではゴミ箱は基本的に女性のナプキン用とされていますが、メキシコでは違います。
トイレットペーパー用でもあるということを覚えておきましょう。

ばとらー
ばとらー
トイレットペーパーがない場所もあるので常備しておくのをオススメします

南米

チリ

チリでは素手で料理を食べてはいけないという風習があります。

それだけ聞くと日本でも素手でご飯を食べたりはしないから同じだと思われますが、実際は違います。

出されたものがハンバーガーやポテトであっても、チリではナイフとフォークを使って食べなければならないんです。

ひよこ
ひよこ
ハンバーガー、手で食べるから美味しいのに

これは何を食べるにしても、直接食べ物を手で触ることは「行儀が悪い」こととチリでは考えられているため、気を付けてください。

ブラジル

ブラジルには、日本人がよく使うジェスチャーが全く別の意味としてとらえられるので、注意が必要です。

日本の習慣では「いいよ!」と人差し指と親指を輪にするOKポーズがあります。

これは日本で若者からお年寄りまで幅広く知られ、日常から使われているジェスチャーですが、そのポーズはブラジルで「toma no Qoo」と言ったりしてジェスチャーされることがあります。

実はその言葉はスラング、”Qoo”が肛門を意味しています。

日本人がいい意味で使うこのOKポーズも、ブラジル人にとってはとても失礼きわまりない意味となってしまいます。

ひよこ
ひよこ
肛門って…笑
ばとらー
ばとらー
あなたは子供ですかっ笑

ちなみにブラジルでOKを示す場合のジェスチャーは<親指を立てるポーズなので、店員さんに「こちらでよろしいでしょうか?」と言われた場合などには親指を立てて意思表示をししてください。

ヨーロッパ

イギリス

先ほどのブラジル同様、イギリスでも、日本で使われるジェスチャーが異なる意味にとらえられることがあります。

それは手のひらを内側に向けた、いわゆる裏ピース。

裏ピースは、日本では若い女子などの間で写真を撮るときに可愛く見えると流行っています。

ひよこ
ひよこ
私もよく使うわよ「裏ピース」
かわいいもんっ

しかし、イギリスでは卑猥な意味や侮辱の意味を示すジェスチャーとして裏ピースが知られています。

イギリスをはじめ、基本的にヨーロッパ諸国では裏ピースがNGとされているので気を付けて下さい。

同じくピースに関してお話しますと、ギリシャでは裏ピースでなく、普通のピースサインが相手への侮辱に当たるとされています。

写真撮影の王道のポーズであるピースは、ヨーロッパではなかなか使うことができません。

ひよこ
ひよこ
もうヨーロッパで写真取れないじゃない泣
ばとらー
ばとらー
ピース以外にも決めポーズあるでしょっ笑

ギリシャ

さらにギリシャでは、手のひらを相手に見せてパーの形にするジェスチャーも、相手の顔に泥を塗るという意味と考えられておりNGとされています。

パーもチョキもギリシャでは良くない意味としてとらえられているため、ギリシャでの写真撮影などでは手でポーズを決める代わりに表情を変えてみたり、全身を使ったポーズで写真を撮ったりすることをおすすめします。

ひよこ
ひよこ
じゃあギリシャでジャンケンできないじゃないっ
ばとらー
ばとらー
そこですかっ笑

アフリカ

ガーナ

手にはそれぞれの国で独特の意味があります。

ガーナでは、左手は不浄の手と考えられています。
何か物を渡すとき、手を振るとき、握手をするときなど、ガーナで人に対して何かをするときに左手を使ってはいけません。

左手を使うことは、相手を尊敬していないことを意味するとされています。

ガーナ人と物の受け渡しをする際などに、どうしても右手が使えない状況にあるときは「Sorry for left.(左手でごめんね)」と一声かけ、さらに腕をクロスさせて渡すのがガーナでは常識です。

買い物のときにお金と商品を受け取る場合も、右手だけで全てを受け取ることが望ましいです。

ばとらー
ばとらー
左手は「悪魔の手」
今こそ力を開放せよっキラッ
ひよこ
ひよこ
中二病か笑

ちなみに、ガーナでは素手で食べ物を食べるのですが、食事のときも右手を使うことになります。

ガーナでの飲食に関しては覚えておいてほしいことがもう1つあります。

軽食であっても、ガーナで何かを食べるときは必ず周りの人に「You are invited!(一緒に食べよう)」と声をかけましょう。
社交辞令のようなもので、本当に彼らが食事に手を出してくることはありませんが、一言誘うことがガーナでは食事のマナーとされています。

その他ガーナでは、「煙草は悪い人間が吸うもの」という文化が強いため、喫煙スペースがありません。

ガーナ人の前では煙草を吸わない方が無難でしょう。

どうしても吸いたい場合は、建物の陰などに隠れてこっそり吸うことをおすすめします。

ガーナ人には喫煙を目撃されると印象がとても悪くなる可能性があります。

ケニア

ケニアでは、ファーストネームで相手を呼ぶことは失礼にあたります。

日本人の感覚で、親しみを込めて相手を呼ぶつもりでファーストネームを用いたとしても、ケニア人には不快感を与えてしまうことになることを覚えておくとよいでしょう。

ひよこ
ひよこ
おい、ばとらー
ばとらー
ばとらー
呼び捨てはやめてください笑

オセアニア

ニュージーランド

ニュージーランドは喫煙に対してとても厳しい国として有名です。

禁煙環境改定法により、バー、カフェ、レストラン、カジノ、ホテルなどを含む公共の建物内での喫煙は違法とされ、罰金の対象となっています。

基本的に屋内での喫煙はやめておいた方がよいでしょう。

ホテルには喫煙ルームもありますので、ニュージーランドにいる間にゆっくり喫煙できる場所と言ったら、ホテルの部屋くらいかもしれません。

また、ニュージーランドでは公園などの公共の場所での飲酒も制限されています。

場所によって禁酒されていて、もし見つかった場合は逮捕、または罰金が科せられることになっているので注意が必要です。

このように飲酒、喫煙に関して日本よりもとても厳しい面をもつニュージーランドですが、日本の文化と異なる食事のマナーもあるので、次に紹介したいと思います。

ニュージーランドでの食事の場では、席を立って手を伸ばさないと届かない塩やコショーを食事中に使いたくなった場合、近くの人に取って下さいとお願いをしなくてはなりません。

日本では自分で手を伸ばしてとっても失礼にあたりませんが、ニュージーランドでは食事中に席を立って手を伸ばすという行為が好まれません。

「お願いするのは悪いから、自分で取る」という日本人も少なくないと思いますが、ニュージーランドや欧米諸国では人の前を横切って手を伸ばして取るのはマナー違反であり、逆に「Could you please pass me the salt?(塩をとって下さい)」などとお願いすることが良いマナーであることを覚えておくことをおすすめします。

ひよこ
ひよこ
これはやりがちかもっ
メモメモ

アジア

アジアであれば日本と文化や習慣がさほど変わらないのではないかと思われることも多いのですが、やはり中には知っておくべき独特な文化や習慣、マナーなどが存在する国がアジアにもあります。

アジアに多く広まるイスラム教の戒律では、飲酒が禁じられているので注意が必要です。お酒を提供しているレストランや外国人が泊まるホテルのバーなどでのみ飲酒するようにしましょう。

イランなどの特に戒律が厳しい国では、アルコールを提供する店自体も限られていますし、ラマダンの断食期間中は、飲酒に限らず食事を摂る姿もおおっぴらに見せない配慮が必要となります。

ばとらー
ばとらー
ちなみにラマダンで物を食べないのは日中だけです

イスラム圏におけるハラールと呼ばれる禁忌では、酒を使った料理もNGとされます。厳密な意味では、今の日本の味噌、醤油、みりんなどの調味料や、デミグラスソースを作る際などに入れるワインもNGとなるほど厳しく酒類の摂取が禁じられています。

ただし、マレーシアやインドネシアなど、アジアでも戒律が比較的緩やかな国ではアルコールを提供するレストランも多く、スーパーでも豊富な種類のアルコールが売られています。

ばとらー
ばとらー
ひよこさん、お酒はダメですよ!!
ひよこ
ひよこ
…(まだ何も言ってないのに)

ここからは日本では考えられない、アジアでの文化や習慣、マナーを3つご紹介します。

アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦では、公共の場で未婚の男女が踊ったり、手をつないだりすることを禁じています。日本ではカップルが手をつないで歩くことは一般的ですが、空港内など外国人が多いエリアを少し離れたら、現地の習慣に従いましょう。

手をつなぐこともそうですが、公共の場でのキスやハグも当然アラブ首長国連邦では法に触れる行為とされており、実際に公共の場でキスをしたとして、公然わいせつの罪で1年の禁固刑が言い渡されたカップルがいます。

トルコ

2つ目はまたジェスチャーに関することなのですが、親指と人差し指で丸を作るOKサインについてです。

トルコでこのOKサインを行うと、卑猥なジェスチャーとしてみなされます。

タイ

3つ目はタイの食事マナーです。

タイにおける食事作法の基本はスプーンとフォークです。

麺類を食べる場合は箸とスプーンを使用して食事をします。一口で食べられない大きなものはスプーンをナイフ代わりに使って小さく切り分けて食べるのが普通です。

日本と大きく異なる点は、日本の食事マナーとして良いとされる食器を持ち上げること、そして器に口をつけることがタイではマナー違反となることです。

タイ人客が多い日本食レストランの味噌汁に必ずレンゲが添えられているのは、食器を持ち上げて口をつけて飲むことができないからです。

反対に、日本と同じような習慣やマナーもアジアには存在します。

タイでの食事の際には決して音を立ててはいけなかったり、麺類をすすって食べるのはタイではとても無作法になったりすることがあります。

シンガポール

シンガポールでゴミを路上に捨てると罰金が科せられたり、全ての公共の乗り物で飲食が禁止されていたり、鳥に餌を与えることやポイ捨て、唾の吐き捨ても禁止されていたりすることは、日本人にも馴染みやすいマナーであると言えるでしょう。

ひよこ
ひよこ
これは有名よね
私も知ってるし
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まとめ

食事のマナーは各国の色が表れています。

日本では良いとされるマナーが逆に外国ではNGとされることも多いという点は充分注意をする必要があります。

普段から私たち日本人が相手とのコミュニケーションや写真撮影などで使っている手を使ったジェスチャーも、海外では違った意味になってしまうものがたくさんあるので注意が必要です。

冒頭にもお伝えしましたが、その国の文化や風習があり、その国に訪れた際は、そのルールやマナーに従うようにしましょう。

外国の文化や習慣、マナーなどを知ろうとせず、好き勝手な振る舞いをとってしまえば、現地の人に嫌な思いをさせてしまい、失礼な感じになってしまいますし、それによって自分が被害を被ることになってしまうこともあるかもしれません。

他にも、日本と海外で異なる意味をもつジェスチャーなどを知らずに使ってしまえば、冷たい目で見られてコミュニケーションが上手くとれなかったりすることもあるでしょう。

慣れない外国の地で面倒な問題を起こさないためにも、日本の習慣やマナーを無理に通そうとするのではなく、現地での習慣やマナーにしっかり従ってくださいね。

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