でもお高いんでしょー笑
「ホテル住まい」、一度はしてみたいと誰もが夢見ることだと思います。
毎日ホテルに泊まれたらどんなに良いことか。
ホテルに住むことができれば、家事はすべてやってくれるし、食事だっていつでも食べられます。
- お掃除してくれる
- 料理する必要ない
- いつでもどこでも住める
僕はホテルマンとして日々働いていますが、実際に何人かのお客様が長期で予約を取り、実際にホテルに住んでいました。
ホテル暮らしは想像より簡単にできます。
またホテルに住むというのは通常のマンションや一軒家とは違った思ってもみないメリットがたくさんあります。
Contents
ホテルに「住む」ということ
ホテルに住むことをホテル業界ではlive inと言います。
Live in:リブイン
ホテルの客室で長期の滞在を目的に生活すること
ホテルに住むのはとても簡単。
予約サイトやホテルへ直接電話をして具体的な期間を決めて予約するだけです。
ホテルによってはウィークリープランやマンスリープランなど1週間、1か月単位で予約できるプランが予約サイトにあります。
そういったプランがないホテルでもホテルへ直接電話して「住みたい」旨を伝えればホテル暮らしが可能です。
個人的にはこういった長期の予約をする際は予約サイトを使うのではなくホテルへ直接電話するのをオススメします。
ホテルによって、また交渉によっては、部屋に設置されている飲料が無料で飲めたり、ランドリー(洗濯サービス)無料、朝食無料など何かしらの特典をくれるかもしれません。
ホテルに住むメリット
ホテルに住むメリットはたくさんあります。
状況によってはホテル暮らしの方がコストパフォーマンスが良い場合がありますよ。
- 家事をしなくて済む
- 節約になる場合がある
- セキュリティがしっかりしている
- 24時間スタッフがいる
- アクセスが抜群
- ホテル内施設が使える
- 近所付き合いがなくなる
- いつでもどこでも生活できる
家事をしなくて済む
ホテルに住むということは「ホテルサービス」をずっと受けられるということ。
したがって家事全般をする必要がなくなります。
部屋の清掃はホテルの清掃スタッフが行ってくれます。
時間の指定もできますし、毎日の清掃が煩わしい人は廊下側のドアノブに「清掃不要」のカードをかけておけばスタッフに介入されることもありません。

もし洋服を洗濯する際はホテルにあるランドリーサービスを使いましょう。
洗濯した洋服をお部屋に戻しておいてくれます。
お料理をする必要もありません。
ホテルにはいくつかレストランがありますし、ルームサービスもあります。
お腹がすいたらレストランへ行くかルームサービスを頼みましょう。
節約になる場合がある
たしかに、ホテルに住むのは決して安くありません。
ですが仮に賃貸だとしても、敷金、礼金、仲介費から月々の家賃、水道高熱費、インターネット代、日用品などさまざまなモノにお金がかかります。
また家電なども数年に一度買い替える必要があります。
ホテルの場合、水道光熱費を払う必要はありませんし、インターネットも無料で使うことができます。
日用品はアメニティとしてホテルスタッフが補充してくれますので必要ありません。
セキュリティがしっかりしている
ホテルはセキュリティが高いです。
フロントで知人だから部屋を教えろと言われたとしても、事前情報のない限りホテル側から情報を漏らすことはありません。
最近のホテルはオリンピックの影響もあり、エレベーターで客室階に上がるにはカードキーをタッチセンサーに読み取らせるような仕組みになっているようなホテルもあります。
24時間スタッフがいる
ホテルには夜間であってもスタッフが常駐しています。
そのため急に体調が優れなくなったとしても対応してくれますし、部屋で問題が起こった際には電話一本で駆けつけてくれます。
郵便物などもホテルスタッフが代わりに受け取っておいてくれます。
アクセスが抜群
都心部に建てられているホテルは駅近であることが多くアクセス抜群です。
車を使わずとも電車を降りてすぐのところにあったり、ビジネス街からも近い場合が多いのでタクシーでも料金を安く抑えらることができます。
ホテル内施設が使える
ホテルにはエステやフィットネスジムがついていたり、天然温泉やサロンがあるホテルもあります。
わざわざジムに通う必要がなくなって節約にもなりますし、ホテル内で済ませられるので時間の節約にもなります。
近所付き合いがなくなる
ホテルに住めば「ご近所」という概念がなくなります。
よって煩わしい付き合いが減り、余計な支出を減らすことができます。
いつでもどこでも生活できる
ホテルに住むとなった場合、予約をすればその日から利用することができます。
賃貸を借りるとなれば実際に家を借りるまで日数がかかり待たなければなりませんが、ホテルはその必要がありません。
また住んでいるホテルに飽きたら、荷物をまとめてチェックアウトし他のホテルで行くだけです。
海外ですら簡単に移り住むことができますよ。
ホテルに住むデメリット
ホテルに住むのはメリットも多いですが、その分デメリットも少なからずあります。
メリットとデメリットを照らし合わせたうえでホテル暮らしを考えましょう。
- 食事が偏りやすい
- 乾燥しやすい
- 「音」が気になる
- ホテルに持っていけないものがある
- 思ったより洗濯が不便
食事が偏りやすい
自炊することがなくなるのでどうしてもレストランやルームサービス、外食などをする機会が増えます。
自分の好きなモノばかり何も考えずに食べてしまうと食事のバランスが偏り健康を阻害してしまう恐れがあります。
乾燥しやすい
ホテルは窓が開けられないなど密閉空間であることが多くどうしてもエアコンに頼る場面が多いです。
エアコンを使ってしまうとどうしても乾燥することが多くなります。
乾燥を放っておくと喉を痛めたり病気の原因になったりと生活に支障が出るため注意が必要です。
ホテルによっては加湿器などが部屋に設置されている場合もあります。
設置されていない場合はホテルスタッフに言えば貸してくれるので借りたり、濡れたタオルをハンガーでつるしておくなど乾燥対策が必要でしょう。

「音」が気になる
ホテルは長期滞在向けに作られておらず、防音が一般の家と比べ整っていないことがあります。
特にチェックアウトの時間と重なってしまうと隣の部屋を掃除している音や廊下を行き来する音が煩わしくなることがあります。
ホテルに持っていけないものがある
ホテルのお部屋にはテレビや冷蔵庫などの家電が一通り設置されています。
またその他大きい荷物をホテルへ持ち込むことは出来ないため処分するか別途トランクルームなどを借りて保管しておく必要があります。
思ったより洗濯が不便
コインランドリーがなく、下着などをホテルのランドリーサービスに預けにくい場合、どうしても手洗いになってしまいます。
またバルコニーがあるホテルも少ないため部屋干しを余儀なくされることが増えます。
ホテル暮らしで優雅な時間を過ごそう
ホテルはアクセスが良く、セキュリティが高い、住むのに持ってこいの施設です。
また24時間スタッフが常駐し、掃除や洗濯、食事まで提供してくれます。
お金はかかるかもしれませんがその分、家事をしない時間を好きなことをする時間に充てることができます。
コストパフォーマンスに優れ、気分はまるで芸能人にでもなったかのよう。
ホテル暮らしで今よりちょっと優雅な暮らしをしてみましょう。