ホテルの客室はかなり乾燥します。
一般的な家庭と違い、ホテルの客室はセキュリティを高めるため窓が開けられないなど密閉空間であることが多く、室内の温度調節はエアコンに頼ることになります。
エアコンはつけてしまうと室内の水分量はそのまま温度だけあげてしまいます。相対的に室内の湿度が下がってしまうのです。乾燥はそのままにしておくと、インフルエンザなどのウイルスに感染するリスクが高くなり、またお肌などの美容にも悪い影響を与えてしまいます。
ホテルの客室で部屋が乾燥してると感じたらそのままにせず、状況にあった対策が必要不可欠なのです。
Contents
ホテルでの乾燥対策
乾燥から身を守るためには乾燥の原因を断ち、部屋をできる限り加湿をすることが最も重要です。
乾燥から身を守るために
- 乾燥の原因を断つ
- できる限り加湿をする
そのため乾燥が気になるのであれば、何かしらのアクションを取る必要があります。
状況によってさまざまあると思いますが、効果の大きいものから順に紹介しますね。
エアコンは電源オフ
乾燥最大の原因はエアコンです。
エアコンが乾燥を引き起こしているのでエアコンを止める、またはエアコンを送風機能に切り替えましょう。
エアコンは部屋の温度のみ調節します、部屋の水分量が変わることはないので、温度が上がれば相対的に部屋の湿度は下がってしまうのです。
極論、エアコンを止めて加湿器をつけるだけで乾燥問題の99%は解決します。
乾燥を防ぎたいのであればエアコンさえ止めれば解決しますが、寒さと乾燥どちらも解決したい場合はおすすめできません。
ちなみに寒さを解決したい場合、ストーブなどは火事の原因になる可能性があるため借りることはできませんが、毛布や掛け布団を追加で借りることは可能です。
よってエアコンを止め、毛布や掛け布団を追加して寒さと乾燥の両方にアプローチしていくのはアリです。
加湿器を借りる
ホテルの客室には加湿器が設置されている場合があります。加湿器がない場合でも、ホテルのフロントに連絡すれば借りることが可能です。
枕元などに設置して作動させておけば、エアコンを切らずとも部屋の湿度がぐんぐん上がり、乾燥から身を守ってくれます。
ホテルによってはあらかじめ予約の際に言っておけば加湿器を部屋に設置しておいてくれます。
チェックインしてから加湿器を借りようとすると、場合によっては在庫切れになっている場合がありますので、予約の際にあらかじめ確保しておくのがおすすめです。
加湿器がない場合は
加湿器がないホテルだったり、在庫切れになっている場合はさまざまな手法で部屋を加湿する必要があります。
加湿器に頼らない乾燥対策
- 濡れタオルをハンガーで吊るしておく
- バスタブにお湯をはっておく
- マスクをする
- 真浦元にコップ一杯の水を置いておく
濡れタオルをハンガーで吊るしておく
客室にあるハンガーに濡れタオルをかけておくというもの。加湿器ほど効果はありませんがないよりマシです。
もし効果が薄いなと感じれば、1つだけでなく、2つ、3つと数を増やしましょう。
バスタブにお湯をはっておく
お風呂のバスタブにお湯をはっておきましょう。場合によってはハンガー濡れタオルより効果に期待ができます。
ただバスタブにお湯を張って加湿をする場合、必ず浴室と寝室のドアは開けたままにする必要があります。
浴室にある水分量の多い空気が寝室まで来なければ乾燥対策になりませんからね。
またお湯を張った状態のバスタブにタオルを半分だけ浸した状態でバスタブの淵にかけておくと、空気とお湯の接地面が増えより効率的に加湿をすることができます。
バスタブのお湯にはボディソープやシャンプーなど、客室に置いてあるアメニティを数滴たらしておくとアロマ効果も期待できます。

マスクをする
息苦しいかもしれませんがマスクをして寝れば喉に潤いを保つことができます。
枕元にコップ一杯の水
これは気休めかもしれませんが、枕元にコップ一杯の水を置いておきましょう。せめて自分の周りくらいは守ってくれるはずです。
乾燥対策で楽しいホテルステイを
乾燥は健康を脅かし、美容を損なう原因になりかねません。ホテルの客室で少しでも部屋が乾燥していると感じたら、すぐ行動を起こし乾燥から身を守らなければなりません。
部屋を加湿して、乾燥から身を守り美しいお肌と健康を保ちながらホテルステイを楽しんでくださいね。