所用でホテルへ行けなくなってしまった、飛行機が飛ばなかったなどさまざまな理由からホテルをキャンセルしなければならなくなってしまうこと、あると思います。
ですかホテルもビジネスです。基本的には規定通りキャンセル料を払わなければなりません。
場合によっては本来キャンセル料を払わなければいけないところ今回だけは特別に、的なことがないわけではないです。ですがそれでもキャンセルするということはホテルにとってもダメージが大きいもの。
本ページではそんなホテル予約のキャンセルについて解説します。
- キャンセルがホテルにどんな影響をもたらすのか
- キャンセル料はいつから発生するのか??
- キャンセル料を払わないとどうなるのか⁇
ホテルの予約をキャンセルする
ホテル予約をキャンセルするということはそれまで確保していた客室利用の権利を放棄するということ。
ホテルを予約するとその予約に応じて、客室を確保します。その客室を他のゲストが予約できないように設定します。
それが当日になって来なかった場合、本来ホテルが得られるはずの売り上げを得られないわけです。
またもし予約している部屋タイプがそのホテルの中で一つしかないスイートルームで人気のお部屋だった場合、他のゲストも使いたいわけですよ。
それをわざわざ確保していたのに当日になってキャンセルされてしまうと、本当に利用したかったゲストに提供できません。
キャンセル料っていつから発生するの⁇
キャンセル料が発生する期日はホテルによって、予約内容によってさまざまです。
- ~8日前 → 無料
- 7日前~4日前 → 20%
- 3日前~2日前 → 30%
- 1日前 → 50%
- 当日、無断 → 100%
※ホテルによって、予約内容によって異なります
もしどうしてもキャンセルしなければならないのであれば期日前にキャンセルするのが一番です。期日前であればキャンセル料がかからず、ホテルの機会損失も最小限で済みます。
キャンセル料を支払わないとどうなるの⁇
キャンセル料を支払わないと最悪の場合、そのホテルを二度と利用することができなくなります。
ホテルのネットワークは強いもので、キャンセル料を支払わないお客様、UG(ユー・ジー)としてブラックリストに登録されてしまいます。
UG(ユー・ジー):undesirable guest
ホテルにとって好ましくないお客様、暴力団やクレーマーをはじめとする、ホテルへ不安感を与えるお客様のこと
UGとして登録されてしまうと同じホテルブランドも同様に使うことが困難になってしまいます。

キャンセルをふまえた予約のコツ
まだ宿泊するかわからないが、最悪のことを考えて部屋を押さえておきたい場合、必ず事前決済ではなく現地決済でホテルを予約しましょう。
なぜなら事前決済は通常、現地決済の予約よりも安いがキャンセルの期日が予約した時点からである場合が多いからです。
現地決済は事前決済よりも若干料金が高いですが、その分融通が利きます。それはキャンセルでも同じこと、期日が事前決済よりも長いはずです。
ホテルをキャンセルするときは少しでも早く連絡して
どうしてもキャンセルしなければならない場合は兎にも角にも一度ホテルへ連絡しましょう。
飛行機が飛ばなかった、デモが横行している、事故に巻き込まれてしまったなど理由によっては致し方ないことだとホテルも理解してくれるはずです。