Column

[ホテルマン×キャンプ]「客室」がない!? キャンプに行って感じたこと

About a camp

みなさんおはようございます、キャンプ好きのばとらー(@butler_1234)です。

そう、実は最近僕の中でキャンプがキテまして、9月、10月と立て続けにキャンプへ行ってきました。

ばとらー
ばとらー
いやー、自然はいいですねー
ひよこ
ひよこ
でもなんで?
ホテルマンなら勉強もかねてホテルに泊まりなさいよ

そう、僕はホテルマンなんです。普段からTwitterでホテルについてあーだこーだ言ってるやつが、なんでキャンプなんか…と思うかもしれません。

これにはいろいろありまして、

  • 昔ボーイスカウトをやっていたためアウトドアが好きだということ
  • 先輩とアウトドアの話で盛り上がったこと
  • 「snow peak」に魅せられたこと

ただ一番の理由はですね…

 

とにかく都会から離れたい。

 

少しでも離れて自然の空気をいっぱい吸い込んで休みたかったんです。

でもこのキャンプ、僕にとってはとても大きくて、さまざまなことを考えさせられました。

将来のホテル作りに少しでも役立てばいいのですが、どうでしょうか?

キャンプで感じたこと

ひよこ
ひよこ
で、何を感じたわけ-?

ホテルもキャンプも実は同じ「宿泊業」そこに建物があるかないかの違いだけで性質は同じです。

つまり普段では思うことのない新たな視点で「宿泊業」を見れるわけです。

普段の業務だけでは味わえない「体験」を通していろいろ勉強させていただきました。

サービスしない=サービス

僕が行ったキャンプ場は2箇所(9月と10月の分)。

どちらも素敵なところで存分に楽しめましたが大きな違いがひとつありました。

一方のキャンプ場はサービス旺盛、なんでもしてくれる。もう一方は何もしない、ほったらかし

ひよこ
ひよこ
そんなのなんでもしてくれるほうに決まってるでしょ

さて、どちらが良かったか。

 

圧倒的に後者でした。

 

もちろんこれは僕の主観ですので他の人に言わせれば「いや、テントの張り方なんてわかんないから教えてよ」とか「もっとかまってよ」って人もいると思います。

 

ただこれはホテルも同じ。

 

「ホテルなんだから、荷物を部屋まで持ってくのは当たり前」という人がいる一方、「僕は人が苦手、一人が好きだから勝手にやらせてくれ」という人がいます。

 

僕自身「休む」が一つのテーマだったので、あんまり人に介入してほしくなかった、サービスしてほしくなかったんです。

 

何が言いたいかというと、「サービスしないこと、ほっとくこと=サービスになりえる」ということ。

 

十人十色とはよく言ったもので、同じ人は二人としていません。

 

かまってほしい、全てやってほしいお客様がいる一方で、勝手にやらせてくれ、ほっといてほしいお客様がいることをホテル側がしっかり認識しないといけないんです。

 

ホテル側はその人にあったサービスを提供する、サービスマンそれぞれがその人の欲求を見極め、その人にあったサービスをしなければいけないと感じたわけです。

ばとらー
ばとらー
もちろん私達はホテルマンなので、大多数の人がサービスを求めにやってきていることを忘れてはいけません
ひよこ
ひよこ
ほっといてほしい人が数人だけどいるってことね

立地は大事

どちらのキャンプ場もテントサイトの隣に川が流れていました。

そこでビールを冷やして、お魚を取って食べて、とても良かった。

それもそのはず、僕がそれぞれのキャンプ場を選ぶ際に「川」を一つの「指標」にしたからです。

つまりホテルも「立地」はある程度大事ということ。

一昔前、ホテルは駅前に立てるのが主流でした。ですが今は駅前に立てるのが主流じゃなくなっていますね。

ばとらー
ばとらー
詳しくは下の記事を見るとわかりやすいです

外国の方からすれば、「駅前」というのは今現在メリットになっていないかもしれません。

そう、ホテルの形態によって「良い立地」というのが変化してきているということです。

ひよこ
ひよこ
「良い立地」ってどこよ?
ばとらー
ばとらー
そうですね…
たとえばひよこさんが「テーマパーク」に行く目的で旅行を計画するとします、テーマパークは駅からバスで30分です
ばとらー
ばとらー
そのときひよこさんは、わざわざテーマパークから少し歩く駅前のホテルを予約しますか?
ひよこ
ひよこ
…しないわね
疲れてるだろうから隣接しているホテルを予約するわ
ばとらー
ばとらー
それと一緒ですよ

ビジネス向けのホテルであれば「駅前」というのは高評価に値しますが観光向け、特にインバウンド集客に特化したい場合は「駅前」ではなく、もっとディープな良さを持つ立地を選ぶべきかもしれません。

体験を与える

キャンプでは当たり前ですが、「客室」が存在しません。

そのため集客の際、大事になってくるのがキャンプ場での「体験」。

テント作りから、火起こし、食事作り、その全てを「体験」として提供しています。

ばとらー
ばとらー
最近ではキャンプでありながらホテルのように全てがそろっている「グランピング」なんてのもありますね

ところが今現在主流のホテルは部屋を提供し、食事を提供し、観光や体験は自分でなんとかしてよ、というホテルが大半です。
※もちろん「体験」を提供しているホテルも存在します。

これはかの有名な「星野リゾート」を例にするとわかりやすいです。

星野リゾートのブランドの一つである「星のや」、その中でも日本初の「グランピングリゾート」として名高い「星のや富士」では薪割りが一つのアクティビティになっているんです。
hoshinoya-fuji

引用:星のや公式サイト

薪割りは普通の施設であればスタッフがおこなうものですが「星のや富士」ではあえてお客様に「体験」させることによって新たな魅力、価値を与えています。
このようにホテルは「客室」や「食事」だけではなく何かしらの「体験」の提供が必要になってきているのかもしれませんね。
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まとめ

僕がキャンプで感じたことは以下の3つ。

キャンプで感じたこと
  1. サービスしない、ほったらかし=サービスになりえる
  2. ホテルも「立地」は大事
  3. ゲストに体験を与える

宿泊の場を提供している側の人間が一から「部屋」を作り、「食事」を作るのはとても面白く普段では味わえない「体験」をすることができました。

これからのホテルマン人生、もしかしたら今までの経験が邪魔をしてついつい「おせっかい」を焼いてしまったりするかもしれません。

ですがこれからその「おせっかい」がゲストの「体験」をつぶすことになるかもしれないので気を付けないと。

Fin

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